折り鶴 [折り紙]
先月末に、藤田嗣治展を観に京都に行きました。
沢山の絵があり良かったのですが、
これまで何処かの美術館で観たのが多くて、
ちょっとだけ残念でしたが。
戦争で日本に帰ってから描い戦場の絵をみてると、
カヅオ・イシグロの[浮世の画家]を思いました。
日本人をやめてフランスに帰った晩年は
幸せだったのでしょうね。
こんなことを思いながら一人でぶらぶら歩き、
紙屋さんで、和紙の折り紙を買いました。
お茶の空き缶に貼ろうかな、と。
土産屋さんで、祇園のお香を買いました。
先日、折り紙の事を思い出し、100円ショップに寄ったら、
色々置いてありびっくりしました。
ひとつ買って帰りました。
日本人ならみんな鶴を折れるはず、って自分につぶやきながら。
何十年も折ってないよ。
初めは三角、四角?
間違っってて、あやめの花になりました、
やり直して、鶴が折れました!
小さな鶴は折紙を4つに切り、それを
また四つに切った紙で折ったのです。
このところ、年令のせいでもあるのですが、
友人からも
体調が良くない話が耳にはいってきます。
昔むかし、夫が病に倒れた時、会社の方が皆さんで
千羽鶴を折っていただいいた事。
そんな事、色々思いながら、刺繍もしないで
小さな鶴を、数えてみたら40も折っていました。
小さなジャムビンに入れてみました。
これは、自分への励ましの鶴です。
2018-11-10 14:21
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